Follow Me on Pinterest kazue okubo | 11月12日土曜日午後4時半から久万美術館にて工藤冬里ライヴ。 〈 ピアノの剥き出し 〉 ...
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11月12日土曜日午後4時半から久万美術館にて工藤冬里ライヴ。

〈 ピアノの剥き出し 〉
・requiemモノとしてのピアノは木と鉄と(昔なら)象牙に還元されるから、それらの素材を音具として使えば、絵の具のチューブのような次元の表現となる。それが絵画に対する惜別であったように、参加者はそれぞれの木と鉄を用意し、それをピアノに対するレクイエムであるかのように演奏できるかもしれない。例えば生ギターをバスドラのキックで叩けばそれはピアノである。ピアノの特性は鉄のフレームに張られた20トンに及ぶ張力と、合理的な共鳴箱としての設計にある。力の無さと共鳴の無さが演奏の特徴になるが、それらの無力な音はマイクで拾われ、エフェクトをかけられることで逆に際立たせることができる。・40地べたとしてのピアノは鍵盤の上を通り過ぎるヒトの指の痕跡として定点観測できる。これまでにそのピアノで弾かれた全ての音を重層的に鳴らすことができれば、それは40と同じ提示法となる。参加者はそれぞれ思い思いにピアノを弾き、それらはループ・マシーンで重ねられてゆく。・段ボールピアノの剥き出しは、映像とサウンドを切り離す具体音楽の考え方で表現できるかもしれない。ド音のみの調律や、madpadによるサンプリングの映像と音の組み合わせのずれによって、剥かれた段ボールに向けられる視線の(ノエシスーノエマ)と同じ種類の認知体験となる。

11月12日土曜日午後4時半から久万美術館にて工藤冬里ライヴ。

〈 ピアノの剥き出し 〉

requiemモノとしてのピアノは木と鉄と(昔なら)象牙に還元されるから、それらの素材を音具として使えば、絵の具のチューブのような次元の表現となる。それが絵画に対する惜別であったように、参加者はそれぞれの木と鉄を用意し、それをピアノに対するレクイエムであるかのように演奏できるかもしれない。例えば生ギターをバスドラのキックで叩けばそれはピアノである。ピアノの特性は鉄のフレームに張られた20トンに及ぶ張力と、合理的な共鳴箱としての設計にある。力の無さと共鳴の無さが演奏の特徴になるが、それらの無力な音はマイクで拾われ、エフェクトをかけられることで逆に際立たせることができる。
40地べたとしてのピアノは鍵盤の上を通り過ぎるヒトの指の痕跡として定点観測できる。これまでにそのピアノで弾かれた全ての音を重層的に鳴らすことができれば、それは40と同じ提示法となる。参加者はそれぞれ思い思いにピアノを弾き、それらはループ・マシーンで重ねられてゆく。
・段ボールピアノの剥き出しは、映像とサウンドを切り離す具体音楽の考え方で表現できるかもしれない。ド音のみの調律や、madpadによるサンプリングの映像と音の組み合わせのずれによって、剥かれた段ボールに向けられる視線の(ノエシスーノエマ)と同じ種類の認知体験となる。

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